2016年9月14日の”ガッテン”は
「出た！『便秘』新対策で劇的改善ＳＰ」が放送されました。
治らない便秘…
「もう2週間も出ていない…」
「お腹はパンパン、もう限界…」
「病院に行かなきゃならないのかな…」
便秘は大変つらいですね。
日本人の7～8人に1人は便秘症だと言われています。
また、便秘症とまではいかなくても、ほぼ半数の人が
便秘で悩んだことがあるそうです。
お通じがない期間が長くなれば、
腹痛、吐き気、めまい、肌荒れなど様々な悪影響が出ます。
さらにはあまりにひどくて意識を失い、救急車で運ばれる人も。
2週間から1ヶ月もでなければ
医者に診てもらうことも考えなくてはなりません。
今回の放送では、なんと8割の人に効果があったという
便秘解消の秘策が紹介されました。
「病院に行こうか」と考えているくらい
便秘に悩んでいる人は、必見の内容です。
とっても簡単な方法ですので、是非実践してみてくださいね。
便秘が治らない人に試してほしいゴロ寝解消法
教えてくれるのは東邦大学の渡邉利泰先生。
実践した8割の人に効果があった方法だそうです。
やり方はとっても簡単。
①うつ伏せになる
普通のうつ伏せでも大丈夫ですが、
枕やクッションをおへその辺りに当てると効果的だそうです。
座布団なら2つ折りして敷きましょう。
このうつ伏せの状態で10分間、体勢を維持します。
スマホをしたり、本を読んでもOK。
気楽にしてください。
②左右に5往復転がる
うつ伏せで10分経ったら、
次は左へ1回転、戻って、右に1回転。
ゴロンと転がるだけです。
なんと、たったこれだけ。
1日1回、寝る前に行います。
番組でも便秘に悩んでいる方が2週間実践。
全員の方が効果を実感されていました。
なぜ、うつ伏せゴロ寝が効果があるのか？
便秘の原因は大腸のガス。
ガスがたまっていると腸の働きが弱くなり、
便を出す腸の大ぜん動運動を妨げます。
ガスを出しやすくするのが便秘改善のポイント。
大腸のガスは空気よりも軽いので、
うつ伏せになることで、直腸（出口）の方に向かいやすいのだそう。
また、ごろごろと転がることで、腸を刺激する効果もあります。
腸の大ぜん動が起こる夜、寝る前に行うと、
寝ている間にガスが出やすくなんだそう。
注意点としては、食後から3時間は避ること。
また、高齢者や体の不自由な方は
負担のかからない程度で続けてみましょう。
ガスが出ることに関してかなり実感があるそうです。
腸の大ぜん動とは？
腸の大ぜん動というのは、
ものすごくダイナミックに腸が収縮する動き。
歯磨きのチューブをグイっと絞るように、
食べ物を直腸まで運ぶために特化した動きなんです。
腸のぜん動運動自体は日中も少なからずあります。
しかし、通常のぜん動運動の200倍の活発さともいわれる大ぜん動運動は、
私たちが寝ている間のわずかな時間にしか起こらない現象だそうです。
そして、この大ぜん動があるかないかが便秘の分かれ目。
この大ぜん動運動があって食べ物のカスが肛門まで届き、
朝起きた時に便意が生じ、お通じがあるわけです。
大ぜん動運動が起こらない訳
便秘症の人はこの大ぜん動運動が起きていません。
どうしてなのでしょうか。
実は大腸はとってもデリケートな器官。
プレッシャーやストレスを感じていると
大ぜん動運動は起きにくくなります。
また、寝る前に食事をして胃や腸に負担をかけたり、
しっかりと熟睡出来ていないことも原因になります。
不規則な生活は大ぜん動運動を起きにくくし、
便秘になりやすいのです。
そして、もうひとつ大きな原因があります。
それは腸にたまった「ガス」
腸にたまったガスが便秘の原因
便秘の人はおならが出にくい傾向にあるそうです。
おならに含まれる腸内細菌が出す水素やメタンには
大腸の動きを遅くさせる働きがあるそうです。
便秘になると食べ物のカスがお腹にたまり、
その食べ物のカスがガスを発生させます。
そのガスは腸の動きを遅くし、
より便秘を悪化させるという負のスパイラルに陥るんですね。
そこで、ガスを抜くことで便秘を改善できるのです。
今回紹介された「うつ伏せごろ寝」は
腸にたまったガスを抜く効果があります。
便秘で病院に行こうか迷っている人は
是非、実践してみてください。
まとめ
・うつ伏せごろ寝でガスが抜ける
・生活習慣を見なおして大ぜん動運動を起こそう
いろんな便秘対策がありますが、
この「うつ伏せゴロ寝」は格段に楽な方法。
これだけで大丈夫かと思いますが、
8割の人に効果がみられたというから驚きですよね。
とってもオススメの方法です。
