焼肉の美味しい焼き方、知ってましたか?
お店の焼肉は美味しいに決まってますが、もしかするとあなたは本当に美味しい焼き方を知らなかったかもしれません。
今回紹介されたのは、焼肉の味を2段上げる焼肉の美味しい焼き方。
いままで、常識だと思っていたことが、間違いだったかもしれませんよ。
お店の焼肉の美味しい焼き方!
教えてくれるのは滋賀県立大学名誉教授チョン・デソンさん。
数少ない焼肉の研究者で、著作の「焼肉大学」は焼肉の教科書として多くの人に愛読されているそうです。
チョン・デソンさんによると、焼肉の大切な焼き方がある時期に失われたのだとか。
焼肉は昔は店が焼くのが普通でしたが、現在のようにお客が肉を焼くようになってから、肉を焼く大事なポイントが失われたそうなんです。
その大事なポイントというのは、肉をひっくり返す回数なんです。
美味しい焼き方
お肉を網に乗せたら、側面を見ます。
肉の側面が焼けて半分ぐらい白くなったらひっくり返します。
目安は40秒。
裏面も同じ色になるまで焼きます。
あとはお好みの焼き加減になるまでひっくり返しながら焼きます。
目安は10秒に1回です。
美味しい焼き方の理由
なぜ数多くひっくり返した方が良いのか。
肉は焼いていくと柔らかくなり、旨味成分が詰まった肉汁が上側に上がってきます。
そのまま焼き続け、旨味成分が肉から出てしまった状態でひっくり返すと旨味とジューシーさが失われます。
そこで、旨味成分が肉から出てしまわないうちにひっくり返すことで、肉に旨味成分を閉じ込めるのです。
同じ面をずっと焼いていくと、旨味成分が出てしまいますので、その前に頻繁にひっくり返す必要があるのです。
美味しい焼き方をした結果
番組で焼肉の達人が焼いているのを見てみると、ひっくり返す回数は6回でした。
1回ひっくり返しただけの肉と、数多くひっくり返した肉を切って調べてみたところ違いは一目瞭然。
比べてみると柔らかさやジューシーさは、達人の焼き方のほうが30%近くも高いという結果でした。
注意点
今回紹介した焼き方は、和牛のカルビやロースなどの場合にしておきましょう。
ホルモンや成型肉、豚肉や鶏肉などは中までより確実に火を通すことを心掛けましょう。
焼肉の達人のお店
炭火焼肉 なかはら
東京都千代田区六番町4−3 GEMS市ヶ谷 9F
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焼肉の美味しい焼き方:まとめ
・頻繁にひっくり返す