炭水化物は太りやすい、けど美味しい…
ダイエッターにとっては悩ましい炭水化物。
今回紹介されたのは、血糖値が上がらない炭水化物の食べ方。
同じ炭水化物でも、あることをするだけで血糖値に大きな差がでるんですね。
暑い夏にはぴったりの方法ですので、挑戦する価値ありですね。
血糖値が上がらない炭水化物の食べ方
血糖値が上がらない炭水化物の食べ方とは?
血糖値が上がらない炭水化物の食べ方とは、炭水化物を冷やして食べるという方法です。
炭水化物を冷やすと、レジスタントスターチが増加し、血糖値の上昇が抑えられます。
血糖値が上がらない炭水化物の食べ方のやり方
炊きたての御飯ではなく、一時間ほど常温で冷やします。
レジスタントスターチの量は1.5倍に。
冷麺などの冷えている炭水化物でも効果があります。
冷蔵庫内の温度である4℃で、レジスタントスターチは多く増えるそうです。
また、炭水化物が冷えていれば、温かいものと一緒に食べてもOK。
口の中で耐えられる温度であれば、効果は変わらないそうです。
炭水化物を冷やす理由
炭水化物にはデンプンが多く含まれています。
デンプンなどの糖質は、血糖値を上昇させます。
しかし、冷やすことでデンプンがレジスタントスターチに変化します。
レジスタントスターチに変わると、消化が緩やかになります。
日本語ではレジスタントスターチのことを難消化性デンプンといい、消化されにくい性質があります。
本来消化されるはずの小腸で吸収されずに通り抜け、血糖値の上昇が抑制されるというわけです。
血糖値が上がらない炭水化物の食べ方の結果
番組では双子の女性が血糖値の上がらない炭水化物の食べ方に挑戦。
温かいごはんを食べた女性は、血糖値が91から156に上昇。
冷えたご飯を食べた女性はは、86から118と血糖値の上昇が抑えられました。
さらに麺でも実験。
普通の温かいラーメンを食べた女性は、99から145に血糖値が上昇。
同じものを冷麺にしたものを食べた女性の血糖値は、87から125と見事に抑えられました。
冷めたごはんを美味しい食べ方
温かいご飯は美味しいですが、コンビニのおにぎりは冷えていても美味しいですね。
番組では、冷めても美味しいおにぎりの作り方が紹介されました。
ポイントは2つ。
①余分な水分を飛ばす
炊きたての御飯は水分を多く含むために、冷えるとご飯はびしょびしょに美味しさが損なわれます。
ご飯をほぐして、余分な水分を飛ばしましょう。
②ふんわり盛り付ける
おにぎりは強く握らず、ふんわりと形を整える程度にします。
強く握ったおにぎりは、冷めると固くなり食感が悪く美味しくありません。
お弁当箱にご飯を詰めるときも、押し込まずにふんわりと広げるように盛り付けましょう。
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血糖値が上がらない炭水化物の食べ方:まとめ
・冷えた炭水化物なら麺でもOK
・温かいものと一緒に食べても問題なし