2016年6月26日に放送された”林先生が驚く初耳学”で
「痩せて見える究極のコーディネート術」が紹介されました。
服の選び方で、太って見えたり、痩せて見えたり。
どうせならスリムに見られたいですよね。
人間の目の錯覚を利用したコーディネイト術が
とてもおもしろかったので、まとめました。
痩せて見えるコーディネイト術
バイカラー錯視
痩せて見えるコーディネイトは
バイカラー錯視を利用すると良いそうです。
番組での実験です。
バイカラー錯視をつかったコーディネイトと
何も意識ししないコーディネイト。
どちらが、痩せて見えるか?
なんと、50人中全員がバイカラー錯視の方が痩せて見えると回答しました。
かなり効果のあるコーディネイトと言えます。
バイカラーとは2色のこと。
ツートンカラーも同じ意味です。
下の赤白の画像、白の部分は左右どちらが細く見えるでしょうか?
多くの人が、右の縦が強調された画像と答えると思います。
2色の場合、横並びよりも縦を強調するほうが細く見えるのです。
これをどのようにコーディネイトに利用するかというと
上のイラストでは、右の真ん中に白いラインが入ったほうが
細く見えると思います。
このように、タテ線を強調したほうが細く見えるんですね。
逆に、太っている人が太いボーダーの服を着ると、さらに太って見えます。
今、流行りの長いカーディガン。
via http://zozo.jp/coordinate/
バイカラー錯視を利用した典型的な例ですね。
林先生によるとフィック錯視も利用しているのだとか。
長さを長くすればするほど、タテ線が強調されるそうです。
タテ線を強調するのがコーディネートの基本なんですね。
まだある!錯視を利用したコーディネイト
目の錯覚を利用したコーディネイトはまだあります。
番組では紹介されなかった痩せて見えるコーディネイトを紹介します。
ゲシュタルト群化
「近接しているもの同士はひとまとまりになって認識される」というもので、
人間の脳は、細かいところよりも全体を見る癖があるそうです。
そこで、服の色を同系色にすることで、I(アイ)ラインができ、
縦が強調され、痩せて見えるようになります。
via http://zozo.jp
スカートやストッキング、パンツと靴を同系色に揃えるだけで
足を長く見せることができます。
ミュラーリアー錯視
有名な錯視ですので、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
Vネックの服を着ると痩せて見えるのは、この錯視の効果です。
via https://s0.smlycdn.com
また、ハイレグの水着がスタイルがよく見えるのも同じ原理です。
鋭角であればあるほど効果は上がります。
ジャストロー錯視
上の図の上辺はどちらが長いでしょうか。
下の台形の上辺の方が短く見えますが、同じ長さです。
この錯視を利用して、裾の広がったスカートを履くと
スカートから出た足は細く見えます。
腕も袖が広がっている方が細く見えます。
via http://wear.jp
まとめ
・同系色でまとめる
・Vネックを使う
・裾は幅広のものを
いつも同じコーディネイトでは飽きますが、
意識するだけでも着痩せ度が違ってくると思います。
それにしても、人間の目は騙されやすことにびっくりです。