2017年02月07日に放送された”Rの法則”は「落語に学ぶ“スベらない話”テク!」でした。
おもしろい話をしたい!って誰でも面白いですよね。
でも実際は…
話にまとまりがなくて伝わらない…
話がつまらないと言われる…
話の着地点がわからなくなる…
話オチがない…
こんな悩みを抱えている人は多いと思います。
今回の放送では、伝統的な話芸である「落語」から面白い話の作り方、話し方を学ぶことができました。
これで、あなたもスベらない話ができる?
落語に学ぶスベらない話の作り方
近年、落語がブームなんだそうです。
伝統芸にブームもなにもないような気がしますが、落語を題材にした漫画がヒットしたり、アイドルグループが舞台で演じたりしているそうです。
教えてくれるのは春風亭昇々さん。
笑点6代目司会者の春風亭昇太さんのお弟子さんだそうです。テレビ出演はまだあまりないようですが、ルックスもよいのでこれからテレビでもブレイクしそうな人です。
落語は話の教科書
落語は400年の歴史がある伝統的な話芸。昔から面白い話だと伝わってきたものなので、スベらない話を学ぶにはうってつけですね。
落語が行われる演芸場のことを寄席と言いますが、実際に政治家やホストをされている人が寄席に話の技術を勉強しにくるそうです。
落語を聞いたり、勉強したりすることで会話力が身につくようになるんですね。
ネタの選び方
まずは、話のネタの選び方です。
普段の雑談はとりとめない話でいいと思いますが、面白い話になりやすい話題というものがあるようです。
ネタ探しは、落語でよく使われる内容である「粗忽話」「長屋話」「艶話」に当てはめて探すと良いそうです。
粗忽話とは、あわてんぼうや間抜けが登場する話です。失敗談はウケやすい話ですよね。誰しも失敗の一つや二つはあるもの。
長屋話は長屋を舞台にした家族やご近所の人の話です。ダウンタウンの松本さんの「スベらない話」でも家族の話って多いですね。親や兄弟のおもしろエピソードを思い出しましょう。
艶話は男女の色恋の話。これも盛り上がる話の鉄板。いわゆる恋バナですね。
落語はこういった日常の話を切り取って、オチをつけて話にしているそうです。
極意①オチは予想を覆すべし
つまらない話の最大の原因はオチがないこと。
オチが今までの話で予想できる範囲を覆していないと笑いが起きません。予想を覆すようなオチを考えましょう。
オチが弱いときは、事実と違っても少し話を盛ってみましょう。あまり盛りすぎると嘘になってしまいますが、楽しく話す分にはOKでしょう。
極意②話はシンプルにすべし
話が伝わらない、何が言いたいのか分からない人は、話の本筋以外の余計な情報を色々話していることが多いようです。
最後のオチに関わる話で以外の情報は極力しないようにしましょう。
話が伝わりづらくなり、笑いの邪魔になってしまいます。
極意③面白いと思って喋る
これが一番大切だそうです。自分の話を面白いと信じて話すということです。
たしかに、自信があるかどうかって伝わってきますよね。それに、自分が面白いと思っていないものを他人が聞いて面白いはずがありません。
自身を持っていきましょう。
まとめ
・オチはそれまでの話の予想を覆す
・話はシンプルに
・自信をもって、ウケると思って話す
春風亭昇々さんは、さすがに話が上手だと思いました。
なかなかあんな風になれないと思いますが、今回学んだことを活かして、面白い話を考えてみたいです。