脇汗をかきやすい人とかきにくい人との差はある?【この差って?】

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2016年9月18日の”この差って何ですか?”で、
脇汗をかきやすい人とかきやすい人の差」が紹介されました。

汗をかきやすい方だが、脇汗はもっとひどい…
汗ジミが目立って恥ずかしい…
量が多いので臭いも気になる…

汗の悩みで多いのが、脇汗。

それほど暑くもないのに
脇だけビチャビチャになっている人もいますね。

服の色によってはくっきりと目立ってしまい、
困っている人も多いです。

でも、まったく気にならない、
脇汗をかかない人もいます。

脇汗をかきやすい人とかきにくい人の差がわかりましたので、
忘備録としてまとめておきます。

もちろん解決策も紹介されましたよ。

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脇汗をかきやすい人とかきにくい人の差とは?

脇汗をかきやすい人とかきにくい人の差は2つあるそうです。

①緊張しやすいかどうか
②3歳までにたくさん汗をかいたかどうか

 

緊張しやすいかどうか

汗をだす器官である汗腺は全身にあります。

とくに、脇には普通の汗腺だけでなく、
アポクリン汗腺という特別な汗腺があるそうです。

このアポクリン汗線というのはフェロモンを出す器官で
緊張すると汗が出るのだそうです。

つまり、緊張しやすい人は通常の汗腺からと
アポクリン汗腺からのダブルで汗をかく
ことになるのです。

3歳までたくさん汗をかいたかどうか

汗腺は生まれた時は全員同じ数なのだそうです。

しかし、3歳までの環境によって活動する汗腺と
衰えてしまう汗腺に分かれるのだそう。

3歳までで、暑い場所にいたり、よく運動して汗をかいた場合、
大きくなってからも活動する汗腺が多くなります。

逆に寒いところで育ったり、あまり運動しなかった場合には、
汗腺が衰えてしまい汗をかきにくくなるのだそう。

日本でいうと北海道と九州や沖縄で育った方を比べてみると
汗のかき方に明らかな差があるのだとか。

さらに、寒いロシアと赤道近くの暑いフィリピンの人を比較すると
約100万個ぐらい汗腺の多さが違ったそうなのです。

ちなみに日本人の平均は約230万個だそうです。

 

脇汗をかかなくする方法

皮膚圧反射という体の反応を利用します。
半側発汗法ともいわれます。

これは
体の一部を圧迫すると、その周辺の汗をかかなくなる
という体の反応です。

ただし、体には汗の量を一定に保とうとする働きがありますので、
他の圧迫されていない場所の汗の量が増えます。

脇汗を止めたい場合は、脇の下と乳首から上より3本ぐらいの場所を押さえます。
するとそこから上は汗をかかなくなるのです。

効果は抑えた瞬間から。
一方で腰から下がよく汗をかくようになるそうです。

この方法を利用していると言われているのが舞妓さん。

舞妓さんは帯を高い位置で締めます。
舞妓の高帯と言って、ちょうど脇汗が止まる位置です。

舞妓さんは化粧が落ちると困りますので、
昔から汗を出さない方法として伝わっているのだそうですよ。

この皮膚圧反射を利用した汗止めグッズも市販されています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。

個人差があるようですが、汗の量は確実に減るようです。

まとめ

・脇にあるアポクリン汗腺は緊張すると発汗する
・3歳までの環境で汗をかきやすいかどうかが決まる
・汗を止める方法として皮膚圧反射がある

もともと脇の汗腺は汗の出る量が多く、
全身にある通常の汗腺の2倍の汗が出るそうです。

普段の汗はしかたのないことかもしれませんが、
「ここぞ」というときは皮膚圧反射を試してみましょう。

 

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