ファイトケミカルの健康効果!簡単に摂取する方法【この差って?】

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2016年9月18日の”この差って何ですか?”で、
皮ごと食べた方が良い野菜と食べない方がよい野菜
が紹介されました。

野菜や果物を食べるとき、
多くの人が皮を捨てていると思います。

しかし、医学博士の白澤卓二先生によると、
野菜のすべての皮は食べた方が良いとのことです。

その理由は、野菜や果物の皮の部分に
大事な栄養素「ファイトケミカル」が含まれているから。

そのファイトケミカルの優れた健康効果
毎日、簡単に摂取する方法について紹介されました。

忘れないようにまとめておきます。

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ファイトケミカルの効果

第7の栄養素といわれているファイトケミカル。

その効果は

①抗酸化作用が強い
②炎症を抑える抗炎症作用
③ガン細胞の増殖を抑える

優れた健康効果があります。

 

抗酸化作用

体の老化させる活性酸素を中和する、抗酸化作用が強く働きます。

人参に含まれるカロテノイド
玉ねぎに含まれるポリフェノールなどです。

活性酸素は体内で自然に発生し、
体の免疫機能の一部として働きます。

しかし一方で、体内の細胞を酸化させ、
老化現象や様々な病気の原因にもなります。

カロテノイドやポリフェノールなどのファイトケミカルが
この活性酸素を中和して、老化を防ぐ働きをしてくれるのです。

抗炎症作用

炎症は、病原体や有害物質に対しての
自己防御反応として起こります。

病気や怪我で炎症が起こるのは自然なことですが、
炎症が不要な状況で慢性的におこる炎症が問題となります。

ぜんそくアトピー性皮膚炎関節リウマチなどの
自己免疫性疾患などがそうです。

ポリフェノールなどのファイトケミカルには、
こうした慢性的な炎症を抑える効果があります

がん細胞の増殖を抑える

ポリフェノールカロテノイドβ-グルカンなどの
ファイトケミカルに抗がん作用があります。

これらのファイトケミカルを摂取することにより
免疫系の細胞が活性化され、免疫力が高まります

また、大根やキャベツなどに含まれるイソチオシアネート
発がんを抑える作用や、がん細胞を自殺(アポトーシス)させる作用があります。

 

皮ごと食べた方が良いおすすめの野菜・果物

毎日、ファイトケミカルを摂取することで
優れた健康効果があることがわかりました。

おすすめの野菜

なかでもファイトケミカルが多く含まれる
おすすめの野菜は「枝豆」と「玉ねぎ」だそうです。

枝豆のへたの部分に
ファイトケミカルが多く含まれているのだそう。

また、玉ねぎの皮の茶色い部分には最強のファイトケミカルと言われている
ケルセチンという物質が入っているそうなんです。

おすすめの果物

果物では「ぶどう」と「りんご」がオススメだそう。

りんごの皮にはアップルポリフェノールという
ファイトケミカルが含まれています。

動物実験だそうですが、寿命が延びるという結果が出ているのだとか。

昔から、1日1個のりんごで医者知らずなんて言葉がありますよね。
すごい栄養が詰まった果物なんですね。

ぶどうの皮には強い抗酸化作用のある
レスベラトロール」というポリフェノールが含まれています。

ぜひとも摂取したいですね。

ファイトケミカルの簡単な摂取方法

ファイトケミカルを摂りたいけど、
含まれているのは、いつもは捨てる皮の部分。

どうやって食べるのでしょう?

野菜はベジブロスに

野菜の場合は「ベジブロス」がオススメ。
皮を煮出して、出汁を作ります。

作り方は簡単です。
野菜の皮を鍋に入れ、約30分間ゆでるだけ。

いろんな野菜のヘタや茎も入れてもOK。

ベジブロスは、みそ汁などのだしとして使うことで
ファイトケミカルを毎日簡単に取ることができます。

果物はミキサーで

果物はミキサーに皮ごと入れてジュースにしましょう。
栄養素はミキサーにかけても壊れないので大丈夫なんだそう。

種もそのままでOK。

メロンなどは皮ごと入れるとあまりおいしくないので、
皮と果肉の間の白い部分を入れましょう。

ファイトケミカルがたくさん含まれていますよ。

まとめ

・ファイトケミカルには優れた健康効果がある
・抗酸化作用、抗炎症作用、抗癌作用
・野菜はベジブロスに、果物はジュースで

これまでは、栄養を捨てていたんですね。
なんかもったいない気がしてきました。

是非、ファイトケミカルを摂取して
健康な毎日を送りましょう。

 

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