これであなたも献立名人!
2016年5月28日に放送された助けてきわめびとでは
「献立名人になりたい」と題して
家庭の献立の悩みの解決法が放送されました。
毎日の献立、悩んでませんか。
限らられた食材で、何を作っていいいのか毎日悩む…
せっかく作ったのに旦那は食べてくれない…
子どもは好き嫌い言う…
そんな悩みの解決法があるんです。
もちろん、あっという間に解決する方法ではありません。
でも、暗闇に一筋の光が指すような…
そんな内容でしたので、忘備録として残しておきます。
献立うつ
お悩みの方は43歳の主婦の方。
結婚するまで仕事中心で、あまり料理もしてこなかったそう。
いつも献立に悩み、つくった料理も旦那はあまり食べてくれない…
最近は3歳の子どもも、食事を食べてくれない様子。
そんな悩みを解決してくれる「きわめびと」は、
スーパー主婦である足立洋子さん。
足立さんはNHKの「あさイチ」で紹介され、
いまでは料理教室を開けば、常に満員御礼という
人気のスーパー主婦です。
足立さんが言うには、
「献立は、ひとつ突破口を開けば楽になる」そうです。
レシピ検索サイトの落とし穴
まずはお悩みの主婦の方が、
実際に料理をつくるところを拝見します。
まずは、冷蔵庫にあるものと
インターネットのレシピサイトを照らしあわせて、
何を作るか考えています。
その選び方は、
人気のレシピで簡単にできそうなもの。
こういった献立の作り方をしている人は
意外と多いのではないでしょうか。
足立さんは、レシピ検索サイトには落とし穴があるといいます。
レシピ検索サイトは、とっても便利だし
美味しいものもたくさんあります。
でも、それは一品を検索しているだけで、
1食全体の献立、1週間の食事を紹介しているものではないということ。
レシピ検索サイトに頼ると、
自分にできるものや、食材ありきになります。
そのため、味や調理方法にバリエーションがでなくなったり、
献立として、主食、主菜、副菜のバランスが取れなくなったりします。
こんな弊害がうまれるんですね。
追っているようで追いかけられている
足立さんは、お悩みの主婦の方を見て
料理を作るのに追いかけられていると感じました。
追いかけられるのではなく、
自ら料理を追いかけるように意識を改革します。
トレイを活用
トレイをスタンバイコーナーとして、冷蔵庫に設置。
次の日の主菜のメイン食材を、あらかじめ入れておきます。
こうすることで、料理を追いかける意識づけをします。
なんでもないことかもしれませんが、
すごく大きなことだそうです。
五法の表
料理のバリエーションを増やすために
五法の表というものを活用します。
五法は調理法で
縦軸に炒める、煮る、焼く、揚げる、生
横軸に食材豚、鶏、魚などを入れ、表をつくります。
この表をつくることで、
自分の献立の傾向を知ることができます。
また、表をみて献立を考えるので
料理が偏らず、バリエーションも増えます。
行き当たりばったりでなく、しっかりと考えて作ることは
料理に対する自分自身の満足感も大きくなるそうです。
我が家の味をつくる
お悩みの主婦の方は、家族の好きなものと言われて、
なかなか浮かんできませんでした。
これもレシピサイトの弊害です。
こういうものを出したら家族が喜ぶだろうな
というものを考えて作ることが大切。
食べる人の顔が、料理の型を育てると
足立さんは言います。
足立さんは料理の本も出しておられ、
足立さんの代表作はパプリカチキンライス。
|
これはケチャップ嫌いの家族のために、
美味しく食べれるように考えて作ったものだそうです。
また、よく家族と献立会議をしたそう。
子供たちも、楽しんで参加していたそうです。
せっかく作った料理にあれこれ言われると嫌なものですが、
味覚は人それぞれ。
我が家の味をつくると思って、コミュニケーションをとれば
料理が楽しくなります。
まとめ
・料理に追いかけられないように
・五法の表で料理にバリエーションを
・食べる人の顔を思い浮かべて
・コミュニケーションを怖がらない
家事はしなければならないと思っていると辛い
あれもしたいこれもしたいと思うと楽しく、嬉しくできる。
足立さんは、こんな風に行っておられました。
何事も自分から自発的にすることが大切なんですね。