2016年7月2日に放送された”ジョブチューン”で
「ベストセラーを書いた名医たち」が大集結して、
さまざまな医学の話が紹介されました。
その中で「免疫力」についての情報がありました。
様々なウイルス、病気などから、身体を守ってくれる免疫力。
・免疫力をどうすれば上げることができるのか。
・免疫力が下がっている可能性がある状態とは？
・喉がかわく理由と免疫力との関係は？
健康のために知っておきたい情報がありましたので
忘れないようにまとめてみました。
免疫力のスペシャリスト
教えてくれるのは内科医の今井一彰先生。
先生は免疫力について多くの著作があり
中でも『口の体操「あいうべ」』は
医療本として異例の27000部以上のベストセラーとなったそうです。
先生が仰るには
朝起きた時に喉がカラカラにかわいている人は
「長生きできない」
のだそうです。
朝起きた時に喉がかわいているということは
寝ているあいだ口で息をしている証拠。
人間は鼻で呼吸するのが本来の正しい呼吸。
口で呼吸するのは間違った呼吸と言えるのだそう。
つまりこの間違った口呼吸を続けてしまうと
免疫力が落ちてしまい、長生きすることができないということだそうです 。
なぜ口呼吸はいけないのか
鼻には鼻毛やせん毛などの空気のフィルターがあり
体内に綺麗な空気を送り込んでくれます。
しかし口にはそういった機能がないので
ゴミやウイルスなどが空気とともに体内に入ることになります 。
朝起きたら、多少は喉のかわきを感じるのではないでしょうか。
それが、普通と思っていませんか？
しかし先生が仰るには、普通はかわかないそうです。
例えば、喉が渇くので枕元に水を用意している
人もいるかもしれません。
しかし、そのような状態は異常なのだそうです。
長生きの方にしたアンケート
先生が行なったアンケートで65歳以上の方に
「普段口がかわく？」と聞いたところ、
「口がかわく」と答えた人は7割。
しかし同じアンケートを80歳以上の長生きされている方に聞くと
「口がかわく」と伝えた人は3割に減ります。
つまり口が渇いている人は、
80歳まで長生きすることができていない可能性が高いのです。
長生きしようと思ったら、しっかりと口を閉じて
鼻で呼吸することを心がけなければならないのです。
鼻呼吸するには？
寝ている間は意識することができないので
知らぬ間に口呼吸になっているかもしれません。
その時におすすめなのが「サージカルテープ」
それを口に縦に1本貼るだけで効果があるそうです。
また専用のテープもあるようです。
免疫力を高めるために気をつけること
起きている時も知らず知らずのうちに
口呼吸になっている場合があります。
口呼吸になりやすいかチェックする方法
口を閉じた時に自分の舌がどこにあるかを確認します。
・上顎についている場合
・下の歯の裏についている場合
下の歯の裏についている場合は口呼吸の可能性が高いのだそう。
舌は上顎にぴったりくっついている状態が本来の状態。
上顎についている場合は口が開けにくいので口で息ができません。
そのため口呼吸をしている可能性は低いと言えます
口呼吸の人は舌の位置が下がっていて、
口を閉じるための筋肉が衰えてしまっているそうです。
口呼吸を改善するには、その筋肉を鍛える必要がある。
そのための体操が「あいうべ体操」という口の体操なのだそうです。
あいうべ体操をしている小学校では
冬にインフルエンザになる生徒が9割近く減ったそうです。
あいうべ体操のやり方
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
via http://mirai-iryou.com/mc_aiube.html
1日30回、1か月ほどで口呼吸が改善するそうです。
この「あいうべ体操」は免疫力が上がるだけではなく
小顔やほうれい線が薄くなったり、肩こり改善の効果もあるそうです。
免疫力をアップさせる食べ物
先生がのオススメは「アーモンド」
免疫力を強化するような
ビタミンBやビタミンE群が豊富に含まれているそうです。
ただし食べる時は塩分の少ないものを選びましょう。
まとめ
・ あいうべ体操が口呼吸改善におすすめ。
・免疫力がアップする食べ物はアーモンド
簡単なことですが、口呼吸になっている人は多いでしょう。
あいうべ体操は簡単だし、
鼻呼吸になる以外にも嬉しい効果があるので
やってみたいと思いました。
