汗かきにはつらい夏。
夏場に気になることといえば、やっぱり汗。
脇汗や汗によるニオイ、またメイク崩れの原因になったり、汗は悩みのタネですね。
今回ヒルナンデス!で紹介されたのは夏の汗対策の基本。
みんな汗対策はそれぞれやっていると思いますが、実は間違った汗対策をしている人が多いそうです。
正しい汗対策を学んで、気持ちの良い夏を過ごしましょう!
汗対策の基本
教えてくれるのは、五味クリニック院長の五味常明先生。
五味先生は体臭の第一人者で、汗やニオイに関する本を沢山出されているエキスパート。
正しい汗対策を学びましょう!
制汗剤の正しい使い方
Q:制汗剤は汗が出た直後に使う?
A:× 間違い
制汗剤は、汗をかく前に汗腺に蓋をして汗を抑えるためのもの。
ですから、汗をかいた後だと意味がありません。
制汗剤の成分が汗で流されて、十分な効果が出ないんですね。
制汗剤を使うときは外出する前に、脇の下を乾燥させて制汗剤をつけるといいそうです。
また、汗は不安によっても出ることがあります。
制汗剤をつけることによって、つけたから大丈夫という安心感で汗を抑える効果もあるそうです。
備えあれば憂いなしですね。
正しい水分のとり方
Q:汗をかいた後、水だけを大量に飲むのは正しい?
A:× 間違い
汗を大量にかいた後に、普通の水を飲むのは逆効果。
脱水がおさまるどころか進行する可能性があります。
汗をかくことによって失われるのは、水分だけではありません。
水分と一緒にナトリウムなどのミネラルが排出されています。
そこに水だけを補給すると、体内のナトリウム濃度がさらに薄くなり、体はナトリウム濃度を戻そうとして余計な水分を尿として排出するように働くそうです。
ですので、水分補給をするときは塩などを一緒に摂取したり、ミネラルが配合されたスポーツドリンクを飲むといいんですね。
また、お茶は利尿作用のあるカフェインが含まれているため、大量に汗をかいたときの水分補給には適さないようです。
汗を何で拭けばいい?
Q:汗をかいた直後、乾いたタオルでよく拭くのは正しい?
A:× 間違い
人間は汗をかき、汗が蒸発することによって体温調節をしています。
汗をかいた時に、汗を拭きすぎて肌が乾燥してしまうと、汗を蒸発できずに体温を下げることができなくなるのです。
そうすると、逆に汗が止まらなくなってしまいます。
ですので汗をかいた時には、濡れタオルで拭くのが正解。
肌の乾燥を抑え、余分な汗をかくのを防ぐことができるそうです。
冷水シャワーの効果は?
Q:お風呂で熱くなった後、汗対策として冷水を浴びて出るのは正しい?
A:× 間違い
汗をかくと、体温が下がります。
お風呂のあと冷水で急激の体を冷やすと、汗の出る汗腺が閉じてしまい、汗が出ません。
すると体に熱がこもり、寝る時に大量に汗をかいてしまうことになります。
風呂上がりは、うちわや扇風機を使って自然に汗を乾燥させましょう。
また、エアコンの効きすぎた部屋もNG。汗を止めてしまいます。
汗対策の寝具は?
Q:寝る時の汗対策として、固い布団で寝るのは正しい?
A:○ 正解
人間には半側発汗という働きがあります。
これは、体の一部が圧迫されていると、圧迫された部分の汗が減り、反対側の汗が増えるという働きです。
ですので、敷布団を固めにすると背中側が圧迫され、お腹側に多く汗をかきやすくなります。
すると、効率よく体温を下げることができ、寝汗が減り快適に眠れるのだそうです。
どうしても、柔らかい敷布団じゃないと寝れない人は冷感パッドを使うといいそうですよ。
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夏の汗対策の基本:まとめ
・水分補給はミネラル補給も同時に
・濡れたタオルで汗をふく
・水風呂は逆効果
・寝具は堅いものがよい