2017年1月4日の”あさイチ”は「今年こそ!しっかり睡眠スペシャル」が放送されました。
忙しい毎日。なかなか満足に睡眠時間の取れない方も多いのではないでしょうか。
特に、子育て世代。お子さん中心の生活になりますし、子供は思った通りになかなか寝てくれない。常に睡眠不足になりがちですね。
でも、睡眠時間を確保しないと体は言うことをきかなくなるし、常にイライラ。健康にも悪影響。
今回は、忙しいママでも睡眠時間が確保できるヒントが満載でした。また、お子さんの寝かしつけの方法も!
まとめてみましたので、チェックしてみてください。
忙しいママでも睡眠時間を確保する方法
モデルケースとして登場した女性。この方はフルタイムで働きながら3歳の双子を育てているママさん。とっても忙しいのが想像できます。
でも、睡眠時間は平日に8時間半!どうしたらそんなに時間がとれるのでしょうか?
その工夫とは、小さな30分を積み重ねること。
日々しなければならないことを、ちょっとした工夫で時間短縮して時間を確保していくのですね。
買い物はネットスーパー
平日はフルタイムで働いているので、買い物はどうしても仕事が終わってから。そうなると、どうしても時間がかかります。
そこで、買い物はネットスーパーでスキマ時間に済ましておく。これで30分の時間短縮です。
調理をシンプルに
ご飯の用意も時間がかかりますね。そこで、平日は作りおきの常備菜を使って、調理をシンプルに。
また、週に1度は手間抜きDAYと称して、麺類などで楽をする。さらに、もう1日は旦那さんが作る日にする。
家事は大変ですが、工夫次第で少しずつ負担を減らしましょう。
8時半に消灯
このご家庭では、早々と8時半には電気を消して寝る準備。子どもにも早寝の習慣をつけ、ママも子どもと一緒に寝てしまいます。
さすがにこれだと他になにもできませんが、自分の時間は週末に。
夫の理解
6時半に起床して7時朝食。子どもの着替えと送りは旦那さんに任せます。
子育ては夫婦で行うもの。旦那さんの理解は必須です。
子どもが寝ないので、自分も睡眠不足
子どもがなかなか寝てくれなくて、どうしても寝るのが遅くなる。そのせいで、睡眠不足というのも子育てあるあるです。
子どもの寝かしつけについて、専門家である清水悦子さんが教えてくれました。
清水さんはこれまで、寝かしつけに悩む親3000人以上をサポートしてきたという、寝かしつけのエキスパートなのだそうです。
○○の時間をクリアに
ご飯を食べる時間、遊ぶ時間、寝る時間をはっきりとさせましょう。○○をする時間と認識することで、体と心の準備ができます。
遊ぶ時間と寝る時間を区別することで、だらだらとした時間が短縮できます。
寝る前にイチャイチャタイムを作る
お子さんとの時間をつくり、落ち着いたところで寝室へ。子どもは「さあ寝よう」といって寝られるものではありませんね。
雰囲気づくりも大切です。落ち着いた時間をつくれば、子どもはウトウトし始めます。
おもちゃは寝る場所に持ち込まない
これも、何の時間かハッキリとさせるということですね。おもちゃが目につくと、子どもは遊びたいと興奮してしまいます。
起きてしまっても優しくしない
子どもを寝かしつけようとしても、子どもはまだまだ遊びたいと寝室を出ていってしまうかもしれません。
そんな時に優しくかまってあげるのは、起きていいよと言っているようなもの。
寝る時間になったら、寝室を出ていっても「寝る時間だよ」と言い聞かせましょう。
継続が大事
上記のことをしても、すぐに効果がでるとは限りません。時間はかかるかもしれませんが、習慣になるまで継続することが大切だそうです。
また、親が決めたことは、親自身が守るようにしましょう。
睡眠Q&A
睡眠に関する最新の情報です。今まで正しいと思っていたことも、実は俗説だったということもありますのでチェックしてみましょう。
A.できない
睡眠不足を解消しているだけだそうです。
A.時間帯は関係無い
成長ホルモンは7時間ぐらい寝ると一番良く出るそうです。特に時間帯は関係ないそうです。
ただし、毎日決まった時間に寝るほうがぐっすりと寝やすいのでより良いということだそう。
A.夕方の方が効果高い
人間の体温は夕方が一番高く、夜に下がることで眠たくなります。そこで、夕方に運動すると体温が上昇し、夜の体温が下がりやすくなるのだそうです。
A.どちらともいえない
牛乳にはトリプトファンという成分が含まれていて、安眠効果が期待できるそうです。ただし、効果が出るには牛乳100リットルが必要なのだそう。
A.ほとんどの方が無理
ぐっすり眠れれば大丈夫ではないか、睡眠の周期で90分の倍数なら目覚めがいいと言われていますが、ほとんどの人が短時間睡眠は無理なんだそう。
レム・ノンレム周期も個人差が大きく(70~110分)、日によって変動するのだそうです。たとえ、体は回復しても、脳が回復していない状態になります。
また、200人に1人ぐらいの割合でショートスリーパーの方もいますが、生まれ持った体質や環境でなったもので、なりたいと思ってなれるものではないそうです。
感想
睡眠は大事なことはわかっていても、ついつい疎かにして、削って無理をしてしまいがちになります。
日々健康で楽しい時間を過ごすためにも、睡眠時間が確保できるようにしたいものですね。