茹でるとダメ!枝豆の栄養と旨味を逃さない方法【今でしょ講座】

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2016年8月23日の”林修の今でしょ!講座”では
夏野菜の効果を最大限に引き出す㊙方法」が放送されました。

普段から野菜を摂っていますか?

栄養豊富な野菜たち。

でもその調理方法や選び方で、
ずいぶん「もったいないこと」をしているそうなんです。

・オクラの食物繊維を最大限に引き出す方法は?
・枝豆の栄養を逃さない調理方法は?
・美肌によいトマトの選び方は?
・ニンニクの効果的な使用法は?
・ナスの栄養を逃さないためには?

せっかく食べるのですから、
旨味と栄養を最大限に引き出したいものですね。

食べ方で大きく変わることが学べましたので
忘備録としてまとめておきます。

 

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野菜を研究して体重- 13kg!

教えてくれるのは管理栄養士の岸村康代先生。

先生は野菜を研究し、野菜中心の食生活を実行することで
-13kgもののダイエットに成功したそうですよ。

こんな本も書かれています。

 

オクラの食物繊維を余さず摂る方法

オクラは水溶性の食物繊維が多く含まれている野菜。

水溶性の食物繊維は糖の吸収を緩やかにする効果があるので、
ダイエットや糖尿病予防に役立ちます。

この水溶性の食物繊維はオクラのネバネバに含まれています。
ネバネバが多ければ多いほど効果をアップ。

そして、ネバネバを最大限に増やす方法は
オクラを切ったあと水に浸すことなのそうです。

オクラの水溶性食物繊維は細胞壁に囲まれていて、
切って水に浸すことで外に出やすくなるそうなんです。

まるごと食べるよりも、切って粘りを出した方がいいのだそう。

先生のおすすめ料理

お勧めの料理は、ツユに刻んだオクラを入れた「オクラそうめん

そうめんは血糖値がとても上がりやすい食べ物。

オクラと一緒に食べることで約3割も
血糖値の上昇を抑えるという研究もあるそうですよ。

 

枝豆に含まれる栄養を最大限にアップする方法

枝豆には肝機能の向上に効果のあるオルニチンが豊富に含まれています。

このオルニチンを余さずにとる調理法は
フライパンで蒸すこと。

枝豆の調理方法としては茹でることが思いつきますが、
茹でると栄養が茹で水に溶け出してしまうのだそう。

蒸す場合は水分が少なくて済みますので
栄養が溶け出しにくいのだそうです。

フライパンにコップ一杯分の水を入れ、
約5分間蒸しましょう。

また、蒸すことで50~70℃になり
うまみ成分の分解が進みやすくなるのだそう。

旨みと栄養がギュッと詰まった枝豆になるそうですよ。

電子レンジだと簡単なのですが
高温になりすぎるので逆に糖や旨味成分が分解されないそうですよ。

 

紫外線から肌を守るトマトの選び方

肌に良い成分を多く含むトマト。

美肌を意識するなら、真っ赤なトマトを選ぶのが良いそう。

トマトの赤い色素であるリコピンという成分には
紫外線から肌を守る役割があるそう。

シミの予防になったり、コラーゲンの生成を助けてくれるそうです。
このリコピンが多く含まれているのは「真っ赤なトマト」

放射線状の線が入っているトマトは水分が減っていて、
糖度が上がっているトマトの特徴だそうです。

美味しさを選ぶなら放射線状の線が入ったトマトですが、
美肌に効くのは真っ赤なトマトなんですね。

 

ニンニクのスタミナアップ成分をのがさない使い方は

ニンニクを料理で使うなら、切ってすぐ使いましょう。

なぜならニンニクの切り口から空気中に
スタミナ成分が逃げてしまうからなのだそう。

ニンニクはアリシンという成分が、
野菜の中でもトップクラスに含まれているのだそう。

アリシンは免疫力の向上に役立ち、
ビタミンB 1と結びつくことで疲労回復効果を持続するのだそう。

しかし、アリシンは揮発性なので
切るとすぐに空気中に成分が逃げ出すそうです。

そこでアリシンを逃がさないように
ニンニクを切ったらすぐに調理しましょう。

切ってすぐオイルにつけてコーティングするのもオススメ。

また、ニンニクはみじん切りにすることで
細胞が細かく分かれ、アリシンが作られやすいそう。

潰すよりもおすすめだそうです。

匂いが手につかない超簡単に皮が剥ける裏技

①生のニンニクをひとかけらずつに分ける
②欠片になったニンニクをビンに入れる
③蓋をしめて約20秒瓶を振る

にんにくと瓶がぶつかることで
実と皮の間に摩擦が生まれ、皮がはがれやすくなるそう。

また、にんにくは皮からカビが生えやすいので
皮を剥いて保存するのが良いそうです。

 

ナスの抗酸化作用を活かす調理法

ナスは夏バテを予防する抗酸化成分が豊富なのだそう。

ナスは切ったら水にさらす人が多いと思います。

水にさらすと変色を防ぐことはできますが、
実は抗酸化成分は水に溶け出してしまっているのだそう。

抗酸化成分を余さず取るためには、
水にさらさず、切ってすぐ使いましょう

油を吸いにくくする裏ワザ

ナスはスポンジ状になっていて油を多く吸収します。
そこでナスに油を吸わせない裏ワザ。

それは「電子レンジで2分加熱

これで、油の吸収を激減させられるのだそう。

電子レンジで加熱することでナスのスポンジの目が詰まり、
油を吸いにくくなるそうなのです。

味に影響も出ないそうですので、是非お試しください。

 

まとめ

・オクラは水に浸す
・枝豆はフライパンで蒸す
・栄養のあるトマトは真っ赤なトマト
・ニンニクは切ったらすぐ使う
・ナスは水にさらさない

野菜にはそれぞれ旬があります。

今の時代は多くの野菜が一年中食べられますが、
季節によって野菜の栄養素は変動するのだそう。

旬の時期は栄養も旨味も豊富。
やっぱり旬に食べるのが一番ですね。

 

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