座りすぎが病気・老化の引き金!その原因と超簡単な対策【ガッテン】

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2016年11月16日の”ガッテン!”は
NASA直伝!魅惑のアンチエイジング術」でした。

NASAが発見した老化の原因は、
なんと「座りすぎ

座りすぎが人間の老化を早め、
様々な病気を引き起こしていることがわかったのです。

日本人が1日に座っている時間は、およそ9時間だそうです。
あなたは、どれぐらいの時間座っていますか?

いつまでも若々しく健康であるために、
座り過ぎの恐ろしさを知るべきです。

座りすぎが老化や病気の引き金となる驚きの原因と
誰でもできる簡単な対策が学べましたので、まとめました。

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座りすぎが老化や病気につながる原因とは?

なぜ、座りすぎが体に悪いのか。

運動不足?
お尻が痛くなるから?

そうではなく、実は「耳石」の機能が衰えるからなのです。

耳石って一体何?
それと座り過ぎの関係は?

 

耳石とは

耳石とは耳の奥の内耳のさらに内部にある器官で
重力を感知する装置だそうです。

この耳石はゼリーのようなものに包まれた、
たくさんの毛の上に乗っています。

そして身体が傾くと、耳石も一緒に傾きます。

その傾きを信号として発信し、
前後左右上下とあらゆる傾きがわかるそうです

耳石の役割

耳石の役割は傾きを感知すること
そして、耳石は全身の筋肉と繋がっています。

たとえば、何かにつまずくとします。
当然、体は傾きます。

すると、体の傾きを耳石がキャッチし、
その情報を即座に筋肉へ伝えます。

この耳石の信号のおかげで筋肉は力を入れて
踏ん張ることが出来るそうです。

耳石が衰えると?

耳石が衰えると、体の傾きを検知しなくなり
筋肉に信号を送らないようになります。

すると筋肉は衰えていくのです。

さらに耳石は自律神経とも深く関わっているため、
体にいろいろな影響を及ぼします。

耳石が異常になる病気で「めまい」があります。

めまいを起こしている患者さんは血圧の上昇、
不眠など全身に悪影響が起こっているそうです。

さらには心臓の働きや血の巡りが悪くなり
脂肪やコレステロールも増えるのだとか。

耳石の衰えは、こうした体の異常につながるのです。

 

耳石の衰えと座り過ぎの関係

耳石はどうして衰えるのか。

耳石は動かないことで衰えていくそうです。

座りすぎとの関係はここにあります。
実は座っている状態では、耳石はほとんど動いていないそうです。

番組の実験では、たった2時間座り続けるだけで
体の平衡感覚が衰えるという結果がでました。

たった2時間です。

デスクワークで8時間座っていたら?
それを毎日のように続けていたら?

座りすぎは喫煙習慣に匹敵するぐらい
体に悪影響があるとする研究もあるそう。

なんと、1時間座り続けると、22分寿命が縮むそうです。
本当に恐ろしいことですね。

超簡単な対策とは?

座り過ぎによる悪影響。
どのように対策すればよいのでしょうか?

座って仕事をする人にも十分にできる
超簡単な対策があります。

それは「立つ」こと。

それも立ち続けるわけではなく、
立ち上がる動作をすることが大切なのだそう。

立ち上がるという動作は思った以上に
「耳石」を動かすことになるそうなのです。

NASAの研究によると、立ち上がるほうが
歩いた時よりも良い結果が出たそうです。

では、どれぐらい立ち上がればいいか?

30分に1回。回数にして1日に32回なのだそう。
回数はともかく、ただ立ち上がるだけですからとても簡単ですね。

番組では、この30分に1度立ち上がる動作を
2週間続けるという実験をしたそうです。

その結果は中性脂肪が15%減少、悪玉コレステロールも5%減少
そして、善玉コレステロールは11%増えるという嬉しい結果に。

30分に1度、立ちあがる。
是非、実践しましょう。

まとめ

・座り続けると耳石の機能が衰える
・耳石の機能が衰えると様々な悪影響が起こる
・30分に1度立ち上がるだけで効果あり

宇宙飛行士は、宇宙から返ってくると
とても衰弱しているそうです。

それは、まさに老化現象のようだそう。

これは、無重力の環境で耳石も浮いてしまい
耳石の機能が働かなくなったことが原因と考えられているそうです。

とっても大事な耳石の機能。
座ったら30分後、「立ち上がること」を忘れずに過ごしましょう。

 

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