本の上に水をこぼしてしまい、濡れてシワシワになってしまった…
こんな失敗、誰もが一度はしたことありますよね。
そんな時、どうしていましたか?
ドライヤーで乾かす?アイロンを使う?そのまま自然乾燥?
今回は意外な場所で乾かすことで、濡れた本を元に戻す方法が紹介されました。忘れないようにまとめておきます。
意外な場所!濡れた本を元に戻す方法
この方法は意外な場所で、本を乾かすという方法です。
特別な場所ではありません。あなたのお家にもある場所です。
その意外な場所とは…
ハナタカ!優越館2017.05.04
冷凍庫。
なんと濡れた本を冷凍庫に入れて、凍らせるのです。
なぜ、冷凍庫なのか。
実は、冷凍庫は温度が低いのは当たり前ですが、湿度も大変低い場所。
つまり、湿度が低いために水分が蒸発しやすく、濡れた本を元に戻せるそうなんです。
他の方法と比べてみたら?
冷凍庫に入れるとどれくらい濡れた本がもとに戻るのか?
その前に、他の方法でやった場合はどのようになるのか見てみたいと思います。
まずはドライヤー。風で勢い良く水分を飛ばします。
ハナタカ!優越館2017.05.04
まあ、こんな感じでしょう。
紙が水分を吸ったことによって、繊維が伸びてしまっています。
次はアイロン。アイロンは繊維を真っ直ぐにできますから期待できますね。
ハナタカ!優越館2017.05.04
うーん。ドライヤーよりはマシといった程度ですね。
それでは最後に冷凍庫に入れたものです。一体どうなっているでしょうか?
ハナタカ!優越館2017.05.04
どうでしょうか?かなり元に戻っていますね。少しはヨレがあるようですが、かなり厚い本なので仕方がないのかもしれません。
番組では紹介されていませんでしたが、冷凍庫に入れるだけではなく、本の上から重しをしてあげると、更に良い結果になるそうです。
冷凍庫にある程度、スペースがないと出来ないので、濡れた本を元に戻す方法を試すときは、その日の献立と相談する必要がありますね(笑)
国会図書館が紹介していた方法
冷凍庫に入れる方法はまさに裏ワザ的な感じ。実は、失敗したという声も。
凍らせるまでは良かったのだけど、そのあと取り出して解ける時にまた濡れてしまったなんてこともあるようです。
まあ、濡れてしまった時点で失敗なのですから、一か八かでやってみましょう。自己責任ですね。
その他に、濡れた本を元に戻す方法として、国会図書館が紹介しているオーソドックスな方法があります。
②本の所々に水分をよく吸う紙(キッチンペーパーなど)を挟み、本を立てる(自立しないものは横置きでも可)
③扇風機などを使い、風を当てて乾かす
④本に挟んだ吸水するための紙を取り替えながら、半乾きまで乾かす
⑤吸水した紙を取り除き、板に本を挟んで、上に重しをのせる
⑥1日に1回程度取り出し、ページが張り付いていないか確認する
かなり丁寧に紹介されているので、気になってた人は確認してみてください。→国会図書館
濡れた本を元に戻す方法:まとめ
・重しをのせておくとよい