頑固な水垢もこれでスッキリ!
2016年5月26日のあのニュースで得する人損する人では
「家事えもんの2大梅雨カビ対策」と題して
カビ対策についての特集がありました。
お風呂場の白く濁った鏡。
普通に拭いただけでは、全然とれませんよね。
どうしたらキレイに取れるんでしょうか。
今回は家事えもんが、お風呂場のカビ対策で
水垢をきれいさっぱり落とす方法について教えてくれました。
また、風呂場のカビ対策では衝撃の事実が判明!
梅雨前のこの時期、
カビ対策をしっかりやっておきましょう。
水垢がカビの原因
お風呂場の鏡はキレイですか?
そう、お風呂場の鏡って、
すぐ白く見えにくくなりますよね。
この白いのは水垢。
水垢は水道水に含まれている
カルシウムやマグネシウムの成分が乾燥して残ったもの。
この水垢、ちゃんとキレイにしていますか。
「見えなくてもいいや」と放置していると恐ろしいことに。
実は、この水垢が、カビのエサになっているんだそうです。
つまり、カビを増殖させる原因なんですね。
鏡についた水垢は放置すると引っ掛かりができて、
そこに水がたまりやすくなりさらに増殖してしまいます。
ですので、湿気が多くなる梅雨前に
水垢をしっかり取ってカビ対策をしましょう。
水垢を落とす方法
家事えもん流の「水垢をきれいさっぱり落とす方法」を
教えてくれました。
用意するものはクエン酸水と重曹。
どちらも、掃除用品として定番になりましたね。
材料…水:100ml、クエン酸:小さじ1/2
1.スプレーボトルにクエン酸を小さじ1/2入れます。
2.水100mlを加えます
3.ボトルのキャップを閉め、よく振って完成です。
水垢はアルカリ性なので、
酸性のクエン酸水をかけることによって中和され
汚れが取りやすくなります。
1.水垢のついた鏡にクエン酸水をふりかけます
2.乾燥しないように上からラップを貼り付けます
3.1時間ぐらい放置します。
4.重曹を粉のまま鏡になすりつけ、磨く
5.しっかり拭き取って終了
重曹の粒子は、汚れを研磨する効果があります。
しかし、このときにスポンジを使うと効果は半減。
重曹の粒子がスポンジに入り込んでしまうため、
うまく磨くことができません。
そこで、家事えもんが取り出したのは
消しゴムとセロハンテープ。
消しゴムを使って磨くのですが、
そのまま使うのではなく、セロハンテープを巻きます。
するとセロハンテープには重曹の粒子が入り込まないため
研磨剤の性質を十分に発揮することができます。
消しゴムを使用するのは、柔らかいのと
サイズ的に使いやすいからという理由のようです。
風呂場のカビ予防
お風呂に入ったあと
カビ予防に水をかけたりしていませんか?
実はコレ、カビを増やす原因になっているんです。
これはカビの性質に理由があります。
カビというのものは、水分を含むと
胞子を飛ばすという性質があるんです。
つまり、水をかけると、カビの胞子が
お風呂場全体に撒き散らされることになるんです。
これでは、逆にカビの増殖を助けているようなものです。
ではどうすれば、いいのか。
それは水をかけるのではなく、
45度以上のお湯を使用します。
カビは熱に弱く、45度以上のお湯で
死滅したり、活動が弱まったりするんだそうです。
カビが繁殖する温度は5度ぐらいから。
水をかけたぐらいでは浴室内の温度はそれほど下がらず
カビの繁殖を抑えられないのです。
実際に水をかけた浴室内の空気を調べてみると
カビの胞子の数が500倍にもなるんだとか。
なので風呂後の水かけはやめて、
熱湯に切り替えましょう。
もちろんその後の換気は重要です。
換気扇はできるだけ長く使用しましょう。
風呂場の換気扇は5~15Wほど。
1ヶ月連続運転でも100~300円ぐらいです。
また、換気扇をつけている時は
浴室のドアを閉めておきましょう。
浴室内の換気効率が上がり、
脱衣所、洗面台などのカビ防止にもなります。
アロマでカビ予防
実は、カビはアロマでも予防できます。
植物は、自己防衛のための様々な抗菌作用を持っています。
その一つが匂いなんですね。
カビが繁殖しやすい所は
狭く掃除がしにくい場所が多いですよね。
そんな場所にはアロマの力を利用した
防カビグッズなどを置いておくと、とっても楽ですよ。
いそがしい毎日だから、多少は楽してもいいですよね。
まとめ
・水垢はクエン酸水と重曹で落とす
・風呂後の水かけはカビを増殖させる
・カビは45度以上の熱湯で死滅する
今までやっていたことが、
実は逆効果だったなんて驚きです。
しっかりとカビ対策をして
ジメジメした梅雨を乗り切りたいと思います。