瓶ビールを開けようと思ったら栓抜きがない…
今はそれほど使われなくなった栓抜き。
いざ、使おうと思ったら見当たらないなんて経験ありませんか?
瓶ビールの他にも、海外の調味料やジュースなど、瓶の栓に遭遇することはまだあります。ありふれたものを使って、とっても簡単に開けることができますので、覚えておいて損はないですよ。
簡単!栓抜きがないときに代用品であける方法
まず、代用品となるものを用意します。
身の回りにあるものです。代用品になるものがありふれたものじゃなかったら意味がありません。
栓抜きの代わりになる代用品とは…
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
それは、紙。
どこにでもある紙を用意します。使い古しの紙でいいです。
この紙を折って、栓抜きの代用品とします。
①紙を4回、半分に折る
②さらに半分に2回折る
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
硬く厚く折れればOK。
この折った紙を使って栓を抜きます。
紙を代用品とした栓の抜き方
①瓶をしっかりと握る
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
②紙の先端部分を瓶の栓に引っ掛ける
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
③親指をしっかり固定
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
④テコの原理で一気に引き抜く
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.08.17
どうして紙で栓がぬけるのか?
どうして紙で固く締まった栓がぬけるのでしょうか。
瓶の栓というのは、だいたい30キログラムで締められているそうです。
それに対し、6重に折った紙は 瞬間的には50キロぐらいの力に耐えられるそうです
紙を使って栓を抜くときのポイントは、一気に引き抜くこと。ゆっくり開けずに瞬発力を利用します。
この方法は、力の弱い女性でもOK。てこの原理を利用しているので、力を使わなくても簡単に開けられることができます。
他に瓶の栓を開ける方法はある?
番組で紹介されたのは紙を使う方法でしたが、他にも栓抜きを使わずに栓を抜く方法がありますので紹介しておきます。
瓶を2つ使う方法
栓の閉まった2本の瓶を使用します。
瓶を上下にして、栓のギザギザになった部分を重ね合わせます。
2つの栓が互いに重なった状態で、上になっている瓶を下方向に下ろします。
そうするとテコの原理で栓が開きます。
スプーンを使う方法
スプーンも栓抜きの代用品として使えます。
やり方は紙の場合と同じです。折った紙の代わりにスプーンを使います。
他にもライターやベルトのバックルなど、固くて薄いものならなんでも使えると思います。
ポイントは栓と瓶の間に差し込めることと、テコの原理を利用することです。
ワインのコルク栓を代用品で開ける方法
ワインの場合はどうでしょうか。コルクスクリューやソムリエナイフがない時って意外にありますよね。
ワインのコルク栓もコルク抜きを使わずに開けることができます。
空洞現象を利用して開ける
ワインの瓶の底にタオルなどを当て、壁に叩きつけます。
するとコルクが少しずつ押し出され、抜くことができます。
これは空洞現象を利用したもので、衝撃を与えることにより、ワイン内に気泡が発生し、圧力が高まることで栓が押し出されます。
結構、大きな力で叩かないと抜けませんので、瓶が割れないように注意が必要です。
瓶に当てるクッションには、タオルのほかに靴を使うのが有名です。靴の中にちょうどワインが入るので、使い易いのでしょう。
ナイフを使って開ける
小さなナイフがあれば、ナイフの先端をコルクに差し込んで回せば抜くことができます。奥まで差し込んで、ゆっくりと回しましょう。
慎重にしないとコルクが破損してしまいます。
コルクを押し込む
手っ取り早いのがコルクを押し込んでしまう方法。マジックペンなどの後ろで押すとやりやすいです。もちろん指でもOK。
飲み残したら、蓋のある小瓶に移し替えるか、濡れたキッチンペーパーを詰めてラップするなどして、冷蔵庫で保存しましょう。1週間ぐらいは大丈夫です。
まとめ:栓抜きがないときに代用品で開ける方法