2016年9月7日の”ホンマでっか!?TV“で、
「病気につながるメンタルヘルス診断」が紹介されました。
近年、心の状態が病に直結するということで、
メンタルヘルスの重要性が高まっています。
とくにストレス。
現代はストレス社会とよく言われています。
仕事のストレス、人付き合いのストレス、家庭のストレス…
多くの人がストレスを感じているのではないでしょうか。
このストレスと寿命との関係について
興味深いことがわかりましたので、まとめておきます。
病気につながるメンタルヘルスをチェック
質問に答えてください。
②誰かがあなたの悪口を言っていました。 A 知りたい B 知りたくない
③今、行くのが嫌だなと思う仕事はありますか? A ある B ない
心理学的に病気のなりやすいものの考え方
この質問でわかることは、ストレスを感じているかどうか。
そして、ストレスにどう向き合っているかです。
給料に満足していれば、ストレスは感じてはいないでしょう。
しかし、給料が多くて満足している場合もあれば、
金額に満足していないが、諦めている場合もあるでしょう。
悪口を聞きたいという人は、ストレスに立ち向かっている傾向が見られます。
逆に知りたくない人は、ストレスを感じないように防御しているのかもしれません。
行くのが嫌な仕事があるというのは、
もちろんストレスを感じている状態でしょう。
だからといって、多くの人は仕事から逃げることはできないでしょう。
この3つの質問で①A ②B ③B と回答した人が
ストレスに立ち向かう気持ちが弱い人といえます。
ストレスと寿命の関係は?
ストレスは長らく悪いものと考えられてきました。
寿命を縮める原因であると思われていました。
しかし、近年、ハーバード大学の研究により、
ストレスを感じる人ほど寿命が長いということが
データではっきりと分かったそうです。
もっとも、ストレスが原因で病気になると思っている人は
実際に病気になりがちになります。
しかし、ストレスに立ち向かおうとする人は
免疫力が高い傾向があることがわかったそうです。
マウスの実験でもストレスを全く与えないと
寿命が短い傾向になるそうです。
逆にエサなどを調節してストレスを与えると
寿命が伸びるのだとか。
人間にも同じことが言えるそうで
適度なストレスを快楽に変換できる人が
長生きしやすい傾向にあるそうです。
心理評論家 植木理恵
今回、ストレスについて教えてくれたのは
心理評論家の植木理恵さん。
日本教育心理学会の賞を最年少で受賞するなど
新進気鋭の学者さんです。
「シロクマのことだけは考えるな」
「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」
など著書も多く執筆されています。
まとめ
・ストレスを感じる人ほど寿命が長い
・適度なストレスを快楽に変える
過度のストレスは人を壊しますが、
全くストレスがないというのも人間をダメにしてしまうようです。
それにしても寿命が長くなるというのには驚きです。
ポイントは快楽に変えることじゃないかと思います。
考え方を変えて、ストレスに立ち向かっていく。
楽しく人生を生きたいですね。