簡単!シミ抜き、色落ち防止など洗濯のやり方のコツ【今でしょ!講座】

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2016年5月31日の林修の今でしょ!講座では「洗濯×科学」と題して、
林先生が衝撃を受けた洗濯術ベスト7が紹介されました。

ワイシャツの襟汚れ
泥汚れ
カレーなどの食べ物のシミ
生乾きの臭い
色落ち

など、洗濯で悩んでいる人必見の内容でした。

とってもためになるワザが満載でしたので
忘れないように記録しておきます。

 

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「洗濯王子」中村祐一さん

紹介してくれるのは「洗濯王子」こと中村祐一さん。

爽やかで素敵な方です。

家業がクリーニング屋さんで、
今では洗濯家として活動されているんだそう。

襟の黒ずみの落とし方

襟の黒ずみは、食器の油汚れと似ているそうです。

黒ずみの正体は皮脂という油。
油が空気中の汚れを吸着して、黒くなっているんですね。

そこで、襟の黒ずみのポイントは油をしっかりと落とすこと。

油汚れを落とすものといえば
そう、「食器用洗剤」です。

1.食器用洗剤をつけて歯ブラシでこする。
2.水で洗い流す
3.漂白剤をつけて洗う

油汚れに食器用洗剤が効果的なら
洗濯機に洗剤を入れればいいんじゃない?

そう思った方。早計です。

食器用の洗剤を洗濯機に入れると、
すごく泡立ってしまうそうです。

そうすると、摩擦が起こらなくなり
かえって洗浄力が弱まるんだとか。

色落ち、色移り対策

洋服の色落ち、色移りで失敗したこと、
誰でもありますね。

かといって、分けて洗うのも面倒なんですよね。
どれが色落ちするのかも正直わからないです。

中村さんによると色落ちしやすい素材があるんだそうです。

それは天然素材。
綿、麻、ウール、シルクなどの衣類を洗うときは気をつけましょう。

色落ち・色移り対策は「

洗うときに塩をいれることで
色落ちを最小限に食い止めることができるそうです。

水というのは、物を溶かすことができる量が決まっているのだそう。

そこで、先に塩を溶かしておくと他の物が溶けにくくなります
つまり、塩水にはもう色は溶けていかないということです。

水1リットルに対し、塩が大さじ一杯が適量です。

生乾きの臭いを防ぐ

生乾きの衣類が臭う原因は、増殖した雑菌の臭い。

臭いを防ぐには、やはり雑菌が繁殖する前に、
乾かしてしまうことです。

そこで、早く乾かすワザ。

洗濯物の下に「新聞紙」を置きます。

そうすると、新聞紙が水分を吸収し、
逆に洗濯物は水分を放出できるんだとか。

ポイントは新聞紙をぐちゃぐちゃにしたあと
広げて置くことです。

また洗濯物の干し方でも乾きが違ってくるそう。

アーチ干し」という干し方だそうで、
空気の通り道を作ることがポイントです。

泥汚れの取り方

小さなお子さんがいる家庭では
避けることができない泥汚れ。

泥汚れは、洗剤や漂白剤では分解できない汚れなんだそうです。

泥汚れはまず「乾燥」させます。

いきなり水で洗うと、
泥の粒子が繊維に流れ込んでしまうそう。

ドライヤーを使いましょう。

1.ドライヤーの冷風で乾かす。
2.乾いた泥を叩いて落とす
3.粉末洗剤で洗う

ポイントは冷風。

温風で乾かすと泥汚れ以外の汚れが定着してしまいます。
また、衣類が傷んでしまいます。

靴下なども一度乾かして、揉み出すように洗ってください。

大きい洗濯物を早く乾かす

シーツなどの大物はなかなか乾きにくいですね。

シーツなどを干し方を工夫してみてください。

四角に折って干すのではなく、
下の部分を三角になるように干すと早く乾くそう。

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こうすると、下の三角形の部分に水分が集まりやすくなり、
乾くスピートが違ってきます。

食べこぼしのシミの消し方

番組のアンケートでも、
最も嫌な汚れは「食べこぼし」でした。

食べ物の汚れも、油汚れと考えられるので、
食器用洗剤が効果的です。

しかし、さらに油汚れが強いので
温める」ことで、汚れを落としやすくします。

アイロンのスチームを使います。

1.食器用洗剤をつける
2.水で洗う
3.酸素系漂白剤をつける
4.アイロンのスチームで温めて洗う
※スチームは3秒以内

高温の蒸気が油を柔らかくするのだそう。
そして、温度をあげることで漂白剤の効き目も高まります。

温めるのだったら、お湯をかけたらどうでしょうか?

お湯をかけてしまうと漂白剤が薄まってしまうので
効果が半減してしまうとのことでした。

ボールペン汚れの落とし方

ボールペンのインクがシャツなどに付いてしまった時。
落とすのには、「アルコール」が効果的なんだそう。

消毒用アルコールをつかいます。

1.衣類の下に、いらないタオルやティッシュなどを敷く
2.衣類の裏側からアルコールを塗布する
3.歯ブラシの先端で叩き、下に引いたものに汚れを写す
4.ぬるま湯で流す

ボールペンのインクはアルコールで液状になっていて、
書くとアルコールが揮発し、定着します。

インク汚れにアルコールを使うことで、
固まったインクが再び柔らかくなり、汚れが落ちやすくなるという原理です。

縮んだ衣類を元に戻す

乾燥機で縮んでしまう原因は温度差。
すでに縮んだ物でも戻す方法があるんだそう。

使うのは「トリートメント」

1.洗面器に40度ぐらいのお湯をはる
2.人差し指の先ぐらいのトリートメントお湯に溶かす
3.縮んだ衣類を約1分浸す
4.手でよく伸ばし、脱水をして、平干しにする

縮んだ状態というのは、繊維がぐちゃぐちゃに絡み合った状態だそう。

そこで、トリートメントを使うことで
絡み合った繊維をスムーズにほどけやすくするだそうです。

まとめ

・襟の黒ずみは油汚れ
・色落ち対策は塩
・部屋干しには新聞紙
・大物は三角に干す
・泥汚れは乾かす
・インク汚れはアルコールで
・食べ物の汚れは蒸気の力を使う
・縮んだ衣類にトリートメント

洗濯一つとってもたくさんの悩み、
そして解決のワザがあることに驚きました。

便利ですぐ使えるものばかりでしたので
是非実践していこうと思います。

 

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