餃子にビールで痩せるんですね。
2016年4月4日に放送された〇〇式って効くの?では「○○式ダイエットSP」と題して、怪しげなダイエットのハウツー本の検証をしていました。
○○ダイエットって、多いですよね。そして体重が気になっている人なら、誰もが一度はやったことあるのではないでしょうか。
楽に、簡単に、早く痩せたい!そう思うのは自然なことですよね。
番組では、かなり怪しげな3つのダイエットを検証していたので、どういう結果が出るか楽しみに見ることができました。
今回は検証された3つダイエットのうち、餃子ダイエットのやり方と効果について、番組の内容をまとめました。結果もさることながら、やり方も結構驚きましたよ!
餃子ダイエット
餃子式ダイエットを提唱するのは、渡久地聡美さん。もしかしたら、ここでピンときた人がいるかも。
その渡久地さんがいうには、餃子ダイエットですれば、10日で3キロは痩せるそう。餃子というだけでも疑わしいのに、すごいスピードでますます怪しいですね。
餃子式ダイエットのルールは簡単。
1 朝はバナナ1本にオレンジジュース
2 昼は500g 以内であればなんでもOK
3 夜は餃子2皿(12個まで)
番組で、餃子ダイエットにチャレンジしたのは、35歳の女性。身長163センチで体重は58.5kg。太っているようには見えませんが、トレーニングウェア姿になると、お腹の贅肉が目立ちます。
朝と夜は食事内容が決まっていますが、昼は500g以内とはいえ、ラーメンやステーキ丼物でも大丈夫なのが嬉しいですね。それに500gってかなりありますよ。
チャレンジした女性が実際に食べていたのは、豚キムチ丼350g、アラビアータ、鯖の塩焼き、カルボナーラ、鶏肉のソテー、豚しゃぶ、野菜炒め、ペペロンチーノと、いたって普通のお昼ご飯でした。
餃子ダイエット後半戦の5日目からは、餃子がチーズ餃子に変更。さらにカロリーがアップしているような気がします。
そして耳を疑うようなメソッドも。
・ビールは飲まないより飲んだほうがいい
・高カロリーでもチーズは食え
なかなかハードルを上げてきますね。大丈夫なのかと心配になります。
驚きの結果
10日間を終え、結果は? なんと、-2.2kg。58.5kg→56.3kg でした。
公約の3kg 減は果たせませんでしたが、驚きの結果では無いでしょうか。さらにチャレンジした女性の旦那さんが、同じように実践していたところ、3kg痩せていたそうです。恐るべし、餃子ダイエットです。
なぜ痩せるのか
餃子ダイエット提唱者の渡久地さんは、ピューマ渡久地ボクシングジムの会長で、現役時代のピューマ渡久地選手をサポートしてきた経験の持ち主。
栄養学など、ボクシングために研究を重ねられたそうです。その成果が餃子ダイエットというわけでした。
餃子には①三大栄養素が含まれている、②細かく刻まれた具材により消化がよく、夜に食べても負担が少ないこと。
餃子の皮が糖質で、ひき肉がタンパク質、油や脂質です。そして、消化がいいということは、摂取した栄養素がエネルギーに変わりやすいということ。その結果、体が活性化し痩せやすい体質になるそうです。
餃子を焼くときに油を控えめにしないのは、油を制限すると、肌のかさつきなどが出たりして、美しく痩せないから。また、油を控えようとして水餃子にするのもNG。水餃子は皮の部分が厚く、糖質の摂取量が多くなるためだそう。
昼食に好きなものを沢山食べていい理由は、日中は活動量が多いため、500g 以内なら十分に消化できるため。また、餃子で活性化した痩せやすい体になっているので、気にすることはないそうです。
さらに、ビールを飲んでも大丈夫な理由も。
ビールに含まれている栄養素であるビール酵母が胃腸の働きを活発にし、便秘を防ぐ役割を果たします。ただし渡久地メソッドでは1日200ml (コップ一杯分)までだそうです。さすがにここは制限ありますよね。
感想
かなり眉唾な餃子ダイエットでしたが、考えられたダイエット法で驚きました。結果も出ましたし、文句ないのではないでしょうか。
さすがにずっと続けるような内容ではありませんが、単なる単品ダイエットではないので、短期間ならやっても大丈夫そうですよ。