日本人の2人に1人ががんになる…
国立がん研究センターの統計によると、一生のうちでがんになる確率は男性で62%、女性で46%だそうです。
もちろん、65歳以上の准高齢者以上の方に発症者が多いのですが、子宮頸がん、乳がん、大腸がんなど、若い世代にも発症者が増えているそうです。
もちろん、がんになんてなりたくないですよね。
今回は、海外の最新研究によって発見されたがんを抑制する食べ物が紹介されました。おなじみの健康食品ですので、ぜひ今のうちから食べてがんを予防しましょう。
最新研究でわかった!がんを予防する食べ物
アメリカのシカゴ大学の論文で発表され、科学誌「サイエンス」に掲載されたがんを抑制する食べ物。
それは、おそらくほとんどの人が食べたことのあるもの。健康効果が高い食べ物として、おなじみの食品です。
スーパーでもコンビニでも売ってます。自分で作ることも可能。
その食べ物とは…
世界一受けたい授業2017.08.19
それは、ヨーグルト。
ビフィズス菌にがん抑制効果があった
なぜヨーグルトを食べると、がんが予防できるのか。
それはヨーグルトに含まれる、ある細菌が関係しています。
その細菌の名前はビフィズス菌。
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌を摂取すると、がん細胞を死滅させるリンパ球の働きが活性化し、がん細胞の成長を抑制するのだそうです。
ビフィズス菌の良いところは、抗がん剤の治療とは異なって副作用が全くないということ。
現在はまだマウスでの実験段階だそうですが、腸内環境が癌の予防や治療に関係することが判明し、がぜん注目を集めているのだそう。
がん予防効果を期待してヨーグルトを食べるときの注意点は、ビフィズス菌が含まれているヨーグルトを食べるということ。現在ではヨーグルトには色々な種類があり、そのなかにはビフィズス菌が含まれていないものもあるそうなので注意してください。
また、ヨーグルトが嫌いな人、乳製品が食べられない人はビフィズス菌の含まれた健康食品やサプリメントで摂取するとよいでしょう。
がんを予防する食べ物はまだまだある!
今回、番組で紹介されたがんを予防する食べ物はヨーグルトでしたが、他にもがんを抑制する効果のある食べ物は色々とあります。
このサイトでもいくつか紹介していますので、再度まとめておきます。
ネギ
ネギの青い部分の内側にある粘液で「ヌル」と呼ばれている部分にがんを予防する効果があるそうです。
このヌルを食べると、免疫力が上がります。Iga抗体の働きが1.5倍、マクロファージの働きが5倍、ナチュラルキラー細胞の働きは3~4倍になるという研究結果があるそうです。
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ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリースーパースプラウトとは、ブロッコリーの新芽のこと。
ブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンに発がん抑制効果があるとのことです。
今、注目のスーパーフードです。
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ファイトケミカル
野菜や果物の皮に含まれているファイトケミカル。
第7の栄養素として注目の成分です。
ファイトケミカルの中でもポリフェノール、カロテノイド、β-グルカンという成分に抗がん作用があります。またイソチオシアネートという成分にはがんを抑える作用や、がん細胞を自殺(アポトーシス)させる作用があるそうです。
ファイトケミカルが多く含まれている食品は枝豆、玉ねぎ、ぶどう、りんごなど。
ファイトケミカルは皮の部分に含まれているので、野菜なら皮を煮出してスープにするか、果物なら皮ごとミキサーにかけてジュースにして摂取しましょう。
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コーヒー
コーヒーにもがん予防効果があります。
1日2杯飲むことで乳がん、子宮がん、大腸がんの予防効果があり、毎日3杯以上飲めば口腔がん、咽頭がんのリスクを約4割減少させるそうです。
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味噌
日本人に馴染み深い味噌には乳がんの発生リスクを抑える効果があるそうです。
1日2杯、お味噌汁を飲むことで乳がんのリスクが4分の1に、3杯ならなら3分の1になると国立がん研究センターの報告があります。
ただし、味噌の菌は50度以上で死んでしまうことに注意が必要です。
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まとめ:がんを予防する食べ物
・ヨーグルトに含まれるビフィズス菌にがん抑制効果あり