2016年12月9日の”その原因、Xにあり!”で「尿漏れの原因は『ペタンコ足』にあり」」が放送されました。
咳やくしゃみをした拍子
急に立ち上がった瞬間
重い荷物を持ち上げた時
お腹に力が入った時に、自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう尿漏れ
尿漏れ患者の数は3000万人ともいわれ、40代以上の女性の3人に1人が尿漏れ経験者なんだとか。
今回は尿漏れの意外な原因と改善法について知ることができました。
改善法はとっても簡単。
当てはまった人は試してみましょう。
尿漏れの意外な原因
尿漏れの原因としてはホルモンバランスの乱れや膀胱の病気などがあります。
しかし、それだけが原因ではないそうです。
教えてくれるのは5万人以上の尿漏れ患者を診察してきたという女性医療クリニックLUNAグループ理事長の関口由紀先生。
先生によると体の意外な変化が、尿漏れの原因になっているといいます。
それは「ペタンコ足」
ペタンコ足とは土踏まずがなくなった、いわゆる偏平足のような状態の足のこと。
ペタンコ足になると姿勢が悪くなって、骨盤が前や後ろに傾いてしまうそうです。
骨盤が傾くと、尿道を開け閉めする筋肉である骨盤底筋にある変化が起きるそうです。
骨盤が傾くと…
骨盤が後ろに傾くと骨盤底筋が内臓の下に移動する形になるそうです。
すると内臓の重みで骨盤底筋が緩んでしまうのです。
逆に、骨盤が前に傾くと内臓が前に落ち込み、ぽっこりお腹になります。
内臓を固定するはずの腹横筋が伸びてしまい、収縮しにくくなるそうです。
そうなると腹横筋と連動している骨盤底筋も収縮できなくなるそう。
骨盤が前後に傾くことで、骨盤底筋が緩み、または収縮しにくくなり尿漏れの原因となるのです。
ペタンコ足の原因は?
ペタンコ足になる原因の一つとして靴底の平らなペタンコ靴の流行があるそうです。
ペタンコ靴とはスリッポンやバレエシューズなどの靴底が薄く平らな靴のこと。
こういった靴でペタペタ歩くことによって、足に負担がかかり、地面から受ける衝撃でペタンコ足になってしまうそうです。
①直径約1センチのボールペンを用意する
②足の内側から土踏まずにボールペンを入れる
3センチ程度入れば正常な足の状態です。逆に3センチ以下しか入らない場合ペタンコ足の恐れがあります。
ペタンコ足を治して尿漏れを改善
ペタンコ足を治すことができれば、骨盤の傾きが正常になり、尿漏れも改善していくのだとか。
家にあるもので簡単にペタンコ足が改善するそうです。
つかうのは「ティッシュ」
①ティッシュを5枚重ね4回たたむ
②土踏まずの中央より外側にティッシュを置く
靴にティッシュを入れて、そのまま履きます。
靴下の中に仕込んでおいても良いでしょう。
ティッシュを入れることで船状骨という足の骨を持ち上げ、土踏まずを作るそうです。
一週間ぐらいで効果が出始めるのだとか。
番組の実験でも一週間で骨盤の位置が変化し、尿漏れも改善傾向にありました。
まとめ
・骨盤が傾くと骨盤底筋が緩んだり、収縮しにくくなって尿漏れを起こす原因に
・ティッシュを使ってペタンコ足を治すことができる
番組で実験した人はティッシュを使ったペタンコ足改善法をして、一週間で骨盤が前から後ろに傾斜が変化しました。
先生によると骨盤の位置は変わりやすいそうです。
それだけに取り組む価値はありそうですね。