なぜか、夜になると咳が出て寝れない…
夜になって寝ようとすると止まらない咳。
つらいですよね。原因もよくわからなくて、本当に悩ましいです。
今回は夜に咳が出て寝れないときにするとよい、咳を止める対処法が紹介されました。とっても簡単な方法で、今日から使えます。覚えておきましょう。
簡単!夜に咳が出て寝れないときの対処法
この方法は本当に簡単な方法です。
ある物を使います。もちろん、高価なものではなくありふれたものです。
その意外なものとは…
クッション。
どこにでもある何の変哲もないクッションです。
このクッションをどう使うのか。難しいことはしません。
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.05.03
はい。いつも使っているマクラの下にクッションを入れるだけです。
これで夜、寝れない咳が止まるというのです。
なぜクッションをマクラの下に入れると咳が止まるのか
なぜ、クッションをマクラの下に入れると咳がとまるのでしょうか?
専門家が解説してくれました。芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏先生が教えてくれます。
今津先生によると、これは横隔膜が関係しているそうです。
普段、通常の姿勢で寝ているときは、内臓が横隔膜を圧迫して横隔膜が上に上がり、肺を圧迫しているのだそうです。
この状態は咳が出やすい状態なのだそう。
そこで、マクラの下にクッションを入れると、上半身が持ち上がります。
すると、身体を起こすことで内臓と横隔膜が下がり、肺が圧迫が無くなります。
結果、咳が出ないようになるそうなんです。
ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~2017.05.03
今津先生によると、これでも咳が止まらないときは医師の診察を受けてくださいとのこと。
ひどい咳の場合は、この方法で落ち着かせて、翌日病院へ行くようにしましょう。
夜に咳が出る原因は?
寝る時に咳が出やすいのは、内臓によって肺が圧迫されていることが原因でした。
しかし、同じようにしていても咳が出ないときもあります。他に原因はないのでしょうか。
気道過敏性
咳はウイルスや細菌、埃などの異物から身体を守る防御反応です。喉に異物が入ってくると咳を起こすわけですが、気管支や気道は夜になると敏感になりやすいのだそうです。
気道過敏性というそうですが、なぜ夜に起こるかはハッキリと分かっていないそうです。ただし、アレルギーや喘息、鼻炎なども夜に起こりやすいことから、一定の傾向があることは確かなようです。
自律神経の影響
私たちの身体の器官は自律神経によって無意識にコントロールされています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つの神経がそれぞれの反対の役割をすることで身体が保たれています。
夜になると副交感神経が働き休息をとる体勢に入ります。活動量が少なくなるため、呼吸もゆっくりになり、気道も狭まるそうです。
そのため夜になると咳が出やすい状況になるというわけです。
ハウスダストよるアレルギー反応
寝室の環境はいかがでしょうか。布団を定期的に干したりしていますか。布団やカーペットなどにはホコリが溜まりやすく、またダニが潜んでいます。ホコリやダニの死骸、糞などが空気中に舞い、身体に入るとアレルギー反応を起こし、咳が出ます。
まとめ:夜に咳が出て寝れないときの対処法